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1目的

2 つの音の隔たり(音程)を、聴いただけで名前で呼べるようになること。これは絶対音感とは無関係で、相対音感 — ある音を基準にした他の音を聞き分ける知覚スキル — の中核です。

実演奏での接続点

2開始前チェック

いきなり中級から始めると混乱が積み上がります。60 秒で現在地を診断し、自分に合った入口を選んでください。

Q1. 完全 5 度(例: ドとソ)と完全 4 度(例: ドとファ)を、音だけで聞き分けられる?
A.
毎回正解できる
Q2 へ進む
B.
時々混ざる / 自信がない
Beginner から開始
Q2. 短 3 度・長 3 度・短 6 度・長 6 度の 4 つを混ぜて出題されても、80% 以上正解できる?
A.
できる
Q3 へ進む
B.
怪しい / 短⇔長を混同する
Intermediate から開始
Q3. 短 2 度・長 7 度・増 4 度(トライトーン)を聞いて、即座に区別できる?
A.
できる
Advanced から開始
B.
どれかが怪しい
Intermediate から開始(穴を埋める)

3Week 1 推奨初期設定

最初の 1 週間は、設定で迷わないように このプリセット をそのまま使ってください。Q1 〜 Q3 の結果に対応する 3 つから選びます。

プリセット A — Beginner 入口
Q1 で B を選んだ人。完全 5 度・8 度から音への耳慣れを作ります。
難易度
初級
再生モード
上昇
ルート音モード
固定
ルート音
C4
トレーニングモード
通常
再生スピード
ゆっくり
回答フロー
手動
プリセット B — Intermediate 入口
Q2 で B を選んだ人。短 3 度・短 6 度・長 6 度を加え、ランダムキーで実戦的に。
難易度
中級
再生モード
上昇
ルート音モード
可動
ルート音
C4
トレーニングモード
通常
再生スピード
通常
回答フロー
自動
プリセット C — Advanced 入口
Q3 で A を選んだ人。全 13 音程をランダムキーで。
難易度
上級
再生モード
上昇
ルート音モード
可動
ルート音
C4
トレーニングモード
通常
再生スピード
通常
回答フロー
自動

4練習プロトコル

耳のトレーニングは 長時間より頻度。短く集中、頻繁に、休息日を意図的に挟む。これが定着の最短経路です。

1 セッション
15-25 min
5 分ごとに 30 秒のミニ休止
頻度
4-6 days/wk
毎日でなくて良い
休息
1 day off / wk
+ 連続 3 日後は軽い日

週次サイクルの例

20m
20m
10m
軽め
20m
25m
弱点
15m
復習

5到達基準と期待効果

「できた感」では進級しない。下記 3 指標すべてを満たして初めて次レベルへ。基準を持つことで、停滞を「足りない」のか「単に焦っている」のかを切り分けられます。

レベル 正答率 反応時間 安定性 期間目安
Beginner クリア ≥ 90% ≤ 5s 3 セッション連続 2-3 週
Intermediate クリア ≥ 90% ≤ 4s 3 セッション連続 + 異なる Root 3-5 週
Advanced クリア ≥ 85% ≤ 3s 5 セッション連続 + 上昇/下降両方 2-3 ヶ月

転移条件 — 「実曲で使える」目安

6TIPS — 詰まったら読む

スコアが落ちたら、まず 1 段戻す
難易度を 1 段下げる、または Speed を Slow に。「同じ難易度で粘る」より、1 段下げて 90% を取り戻す方が結果的に早い。停滞時の鉄則。
注意焦点は「音名」より「2 音間の距離感」
「ドとソ」と覚えるのではなく「完全 5 度の張り感」「長 6 度の空間感」と 距離の質感 で記憶する。これが Moving モード(毎回キーが変わる)でも崩れない記憶の作り方。
同じ問題ばかり解かない(インターリービング)
「短 3 度を 50 回連続」より、「短 3 度・短 6 度・長 2 度を交互に各 15 回」の方が 長期定着が強い(ブロック練習より交互練習の優位)。Spaced Repetition / Random モードはこの原理に乗っている。
類似音程は リファレンス曲を 1 つ 結びつける
m6 ↔ M6、A4 ↔ d5、M2 ↔ m7(転回)など、混同しやすいペアには 固定リファレンス曲 を頭に焼き付ける(例: P4 = 結婚行進曲冒頭、トライトーン = "ザ・シンプソンズ" 主題曲冒頭)。複数のリファレンスを使うと混乱する。
下降と和音は「別物」と覚悟して別枠で練習
上昇 95% でも下降は 60% 台、これが普通。転移しないので別途練習時間を確保。和音モードも同様で、旋律で完璧でも和音では別物。

7設定詳細リファレンス

基本は Week 1 プリセットで十分です。下記は 各設定の詳細を後から確認したい時 の参照用。クリックで展開します。

Difficulty — 難易度(出題範囲)
1Beginner
5 音程
M2 M3 P4 P5 P8
2Intermediate
+3 → 8 音程
+ m3 m6 M6
3Advanced
+5 → 全 13 音程
+ m2 A4/d5 m7 M7
Playback Mode — 再生方法
Ascending
低 → 高 順次
Descending
高 → 低 順次
Harmonic
2 音同時
Random
毎回ランダム
Root Note Mode — 基準音の固定 / 移動
Fixed
固定(初日のみ)
特定ピッチを覚えるクセがつき、耳コピで機能しない。
Moving
移動(常用)
本物の相対音感を鍛える唯一の方法。
Root Note Pitch — 基準音の高さ

C4 / E4 / A4 から選択。自分の 声域・楽器音域 に近い方が「歌って検証」できる。標準は C4。低声/ベース → C4、高声/ボーカル → A4 を試す。

Training Mode — 学習モード

Normal ランダム / Spaced Repetition 弱点を時間を空けて再出題 / Weak Point Focus 70% 未満のみ / Custom 自分で出題対象を選択。
普段は Normal、週 1〜2 回別セッションで Weak Point Focus。

Playback Speed / Answer Flow — 再生速度・自動進行

Speed: Slow(新規習得)→ Normal(定着)→ Fast(本番想定)。
Answer Flow: 普段は Auto(フルエンシー)。Weak Point Focus と組み合わせる時のみ Manual。

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